NHK職員有志が『前田会長よ、NHKを壊すな』と題したレポートを発表します。
NHKは今後どうなっていくのか、会長の前田晃伸(まえだてるのぶ)氏に注目が集まっています。
この記事では、前田晃伸氏の経歴などについて紹介します。
NHK会長・前田晃伸!
【NHK壊すな 職員が会長へ文書発表】https://t.co/FB0MkeWYQV
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) May 10, 2022
「このまま前田会長による身勝手な改革を進めれば、NHKは必ず崩壊します」。NHK職員有志が「文藝春秋」6月号で「前田会長よ、NHKを壊すな」と題したレポートを発表する。
レポートの中では前田晃伸会長が進めてきた『スリムで強靭なNHK』がキーワードの改革を「強権的で杜撰」と批判しています。
NHKとは受信料で成り立つ、国民にとっての共有財産であると信じています。公共放送であるNHKは、決して国のものではなく、職員、前田会長の所有物でもありません。このまま前田会長による身勝手な改革を進めれば、NHKは必ず崩壊します
【出典元:YAHOO!ニュース】
現在NHKでは、若手・中堅職員が次々と退局。
『ガッテン!』や『バラエティー生活笑百科』など長年愛されてきた番組が、前田晃伸会長らによって突然打ち切りになりました。
そして『紅白歌合戦』も打ち切りになる方向で進んでいるというのです・・。
世間の声を見てみましょう。
共有財産だからスクランブル化もせず何でもやっていいというのは大間違いだと思う。今の時代はネットの方が自分で見極める必要があるが多くの情報が得られるのでもはやNHKは必要ない。NHKの大切な受信料をネット開発に転用を許可した総務大臣も問題だと思う。NHKの審査をするのが一般の人々ではなく総務省というのも制度上おかしいと思う。早くスクランブル化してNHKの紅白や大河やバラエティを見たい人は別にお金を出して勝手にみてくれればいいと思う。
【出典元:YAHOO!コメント欄】
前田会長がやってるのはNHKが今後スクランブル・国営・民営化等変わっていく事が前提でその準備をしてるのだと思いますよ。うまくいってるか正しかったのかは別として。
現行のままの受信料制度+税金ではやっていけなくなる時のための整理だと思います。
もちろんいい番組や必要だった職員もあるしいたと思います。
ですがBBCの受信料制度廃止が現実的となりNHKも改革を迫られてます。
これは必要なプロセスだと思いますね。 【出典元:YAHOO!コメント欄】
過去より、散々言われてきた。新しい会長の元、ついに内部にメスが入った?
ただのパフォーマンスで無ければ良いが・・。
番組内容もそうだが、職員給料や経費面の見直しも必要か。職員から反発が出るくいらいやらないと‥意味がない。
但し、ただ何でも止めたり、削ればいいと言う事ではないと思う。バランスが大事。
必要なもの、必要な番組(子供向け番組等)は残していただきたい・・NHKの公共放送としての一定の役割は今後も存在すると思います。 【出典元:YAHOO!コメント欄】
NHK会長・前田晃伸の経歴は?元みずほ銀行社長!
【出典元:毎日新聞】
前田晃伸会長は1945年1月2日生まれ、2022年で77歳になりました。
熊本県生まれ、大分県育ち。
5人兄弟の長男です。
【経歴】
・一浪で東京大学に合格
・法学部第1類(私法コース)卒業
・1968年 株式会社富士銀行入行
・取締役融資企画部長、取締役総合企画部長、副頭取財務統轄役員を歴任
・2002年株式会社みずほホールディングス取締役、同取締役社長に就任
・2020年1月25日、第23代日本放送協会会長に就任
1970年に同じ馬喰町支店勤務だった女性と職場結婚。
息子が2人おり、三菱UFJ銀行、三井住友銀行に勤務しています。
NHK会長・前田晃伸の過去の騒動や発言のまとめ!
【出典元:朝日新聞】
これまで大きくメディアで取り上げられた、前田晃伸会長の騒動や発言についてまとめました。
みずほ銀行発足日に大障害
みずほ銀行発足初日に大障害、「必然」だった2002年の二重引き落とし https://t.co/agmsobXfry pic.twitter.com/Bgi4Zj8kQ7
— ぱんだ (@Panda_Lv0) July 18, 2019
2002年4月1日、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の3行が合併し、みずほ銀行(旧)が発足しました。
しかしその日に、大規模障害が発生。
- ATMが使えなくなる
- 口座振替の遅れが250万件も発生
- 二重引き落としが3万件発生
みずほは10年毎に大規模障害を起こすねぇ。😒
— 山羊っち (@yagicchi_san) February 28, 2021
今日は月末日だ。
またまた、振込システムが原因じゃないかな?
>みずほ銀行発足初日に大障害、「必然」だった2002年の二重引き落としhttps://t.co/yUldYoH5sy
>みずほ銀行、障害の発端は人為ミス 2011年https://t.co/4voefKNe7a pic.twitter.com/1TL9HTvT4h
この件で、国会に呼ばれた前田晃伸会長は不適切な説明をし、炎上する騒動となりました。
この問題で国会に招致された際、「直接に御利用者の方に実害が出たというようなことではございませんが、クレームが大量に来たということで、そういう意味で大変申しわけないと思っております。」と発言。その後すぐに「不適切な説明だった」と釈明したものの、マスコミに取り上げられ大いに物議を醸した。
【出典元:Wikipedia】
またATMが正常に稼働しなかった理由を前田晃伸会長は
と話していましたが、旧第一勧業銀行の対外接続系システム(富士通のメインフレームを利用)の修正ミスだと判明。
内部管理の不徹底も明らかになり、この問題の責任として前田晃伸会長前や経営らの給与を半年間50%カットしました。
独裁体制
2021年11月には全職員への「会長メッセージ」を出し『暴走行動だ』『独裁者だ』などと注目が集まりました。
〈今後は、いわゆる「タテのライン」による人事権の行使は一切認めません。(中略)人事異動の最終判断は、NHKグループ全体を俯瞰した視点で、私が適材適所の人事を行います〉
【出典元:現代ビジネス】
1万人以上いる職員の人事を会長1人で行うと発言し、番組やニュース制作のノウハウが壊れる、と心配の声があがっていました。
【悲報】どーでもいいけど
— mayusiku (@mayusiku) December 24, 2021
●NHKが壊れてく‼️
●会長による独裁体制宣言発出‼️
●今までの組織をぶち壊す宣言発出‼️
●1万人以上いる職員の評価と人事を、会長一人でやる宣言発出‼️
NHKが会長の「大暴走」で大激震…現場は「ノウハウが壊されてしまう」と心配の声も https://t.co/2ZMWJy6bMS
まとめ
NHK会長・前田晃伸氏の経歴などについて紹介しました。
元みずほ銀行社長で、現在はNHK会長。
結婚もしており、三菱UFJ銀行と三井住友銀行にそれぞれ勤めている息子が2人います。
みずほ銀行発足の際に大規模障害が起き、その時に前田晃伸がした発言が不適切だったと騒動になっていました。
これからNHKはどのように変わっていくのでしょうか・・。