ウクライナへの侵攻を続けているロシア軍が、クラスター弾を使用したという報道がありました。
攻撃があったのは、2022年2月24日。 ウクライナ東部ドネツク州の政府支配下にある、町の病院付近をロシア軍がクラスター弾で攻撃したということです。 この記事では、クラスター弾とはどういったものなのかを詳しく説明していきます。
【画像】ロシアが使用したクラスター弾とは?
【出典元:YAHOO!ニュース】
国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は25日、ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍が、2010年に発効したオスロ条約で禁止されているクラスター弾を使用したと報告した。ウクライナ政府が統治する東部ドネツク州の病院そばで24日にクラスター弾を搭載したミサイルが撃ち込まれ、民間人4人が死亡し、医療従事者を含む10人が負傷したという。 【出典元:YAHOO!ニュース】
クラスター爆弾とは、どのようなものなのでしょうか。
ロシアが使用したクラスター弾がわからない方に向けて画像を貼って起きます。 この爆弾は条約で禁止されていたりかなり危険な爆弾です(簡単に説明すると) https://t.co/uK9EFtHPUP pic.twitter.com/jshn2sw6aV
— 一般人ですが (@odetamaver) February 26, 2022
【クラスター弾】 出典:兵器
大型の容器内に小型の子弾・子爆弾を詰めた兵器。今回ロシア軍が使用した9N123は弾道ミサイルの弾頭に配備可能なタイプで、炸裂後は数万にも及ぶ小破片が広範囲を無差別に撃ち抜く。非人道的兵器としてオスロ条約で禁止されているが、ロシアもウクライナも未加盟。 https://t.co/WEQ5cWXJK5 pic.twitter.com/JjrQ96rCmq — おぎの稔議員元ネタ解説bot (@oginomatomewiki) February 26, 2022
病院に攻撃ってだけでも非人道的すぎるけど、クラスター弾ってとこがさらに邪悪なんじゃ…
クラスター弾は子持ちししゃもみたいな小さな爆弾を広範囲に数百個まとめて落とせるから、 殺傷能力が高いだけでなく不発弾もめっちゃ生まれやすくて、落とされた場所はその後何十年も爆発事故に悩まされる🥺 https://t.co/hUd5pbV12g pic.twitter.com/vpoX2WNs6t — yu (@yu_oki_brave) February 26, 2022
弾頭を放出したあとのクラスター弾の抜け殻が道路に突き刺さってる画像が結構出回ってたけど、こんな勢いで突っ込んでくるのは回避不能だし充分な殺傷力よね。 弾頭の着弾位置は制御されてても、こうした残りの部品はどこに落ちようと構わないっていう設計だと、そりゃ予想外の被害も出ちゃうよね… https://t.co/62xOTSQHoV
— SanetomoWorks (@sanetomo_works) February 25, 2022
・高空から容器を投下→上空100〜1000mで破裂し、容器に入っている多数の子爆弾が飛び散る
・小爆弾は衝撃によって爆発。最高半径25mの広範囲に影響が及ぶ ・不発弾も多い為、地表や地中に不発弾が残り、数年に渡って被害が及ぶロシアが使用したクラスター弾はオスロ条約で禁止されている!?
【出典元:YAHOO!ニュース】 クラスター弾の使用は、オスロ条約(クラスター爆弾禁止条約)で禁止されています。
日本を含む110カ国が加盟しています。 しかしロシアやウクライナ、アメリカ、中国などのクラスター爆弾保有国が未加盟となっています。
クラスター弾を、しかも病院を標的にするとは余りにも酷い話だ。
クラスター弾はオスロ条約で製造や使用が禁止されているもの、未加入だからと言って決して許されるものではない。 今こそ世界は、核を脅しに使うロシアに対し、最大限の圧力を掛ける責務がある。 これを許せば第二のロシアが出る。 https://t.co/3WWlPfpVi7 — 虎落笛~! (@satikoakio) February 26, 2022
まとめ
クラスター弾やオスロ条約について説明しました。 クラスラー弾は、容器に入っている小爆弾が飛び散り、広範囲に影響を及ぼします。 また不発弾も多く、長期間に渡って被害が続くとされている恐ろしい爆弾です・・。 クラスター弾の使用は、オスロ条約で使用が禁止されていますが、ロシアやウクライナは未加盟となっています。